城ヶ島の入場料は本当に無料?駐車場や大橋の注意点と観光徹底ガイド
神奈川県三浦半島の最南端に浮かぶ風光明媚な景勝地、城ヶ島。週末のドライブや小旅行の計画を立てる際、多くの人が疑問に抱くのが「島や公園に入るための入場料はいくらかかるのか?」という現地コストの実態です。
東京から車で約1時間半という好立地でありながら、雄大な太平洋と富士山を同時に望めるこの島は、国内外から年間を通じて多くの観光客を惹きつけています。現地取材と公式発表資料を基に、入場料の真実から損をしない駐車場の利用システム、さらに島を満喫するためのポイントまで詳しく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:島内全域および県立城ケ島公園への立ち入り・入場料は完全に無料。費用が発生するのは主に駐車場料金のみ。
- 要点2:かつて有料だった城ヶ島大橋は完全に無料化済み。車利用時は1日450円で何度でも移動できる「ワンデーパス」の活用が必須。
- 要点3:観光の所要時間は2〜3時間程度。馬の背洞門や灯台、絶品マグロランチまで手軽に巡れる一方、磯場の足元や駐車場の営業時間には注意が必要。
【結論】城ヶ島の入場料はいくらかかる?島内や公園の料金実態
結論から明かすと、城ヶ島という島自体への上陸や、島内の主要散策エリアに入るための入場料は一切かかりません。誰でも自由に立ち入ることができる完全なパブリックスペースとして維持管理されています。
島の東側に広がる「県立城ケ島公園」に関しても、城ヶ島公園の入園料は無料です。広大な芝生広場や展望台、ピクニック広場などを散策するにあたってチケット売場などは存在せず、気軽に立ち寄ることができます。また、白亜の美しい景観で知られる城ヶ島灯台の敷地への入場も無料となっており、外観の見学や周辺の高台から望むオーシャンビューを心ゆくまで堪能できます。
つまり、徒歩や路線バス、自転車などで島を訪れる場合、現地での散策費用は実質0円で済む構造になっています。現地で発生する費用は、自家用車の駐車代金、三崎港からの渡し船運賃、飲食代やお土産代などの実費のみに限定されます。

【2026年最新データ】城ヶ島で発生する実費と駐車場料金の徹底比較
旅費の予算を正確に把握するために、城ヶ島で発生する各種料金体系を一覧で整理しました。湘南・三浦エリアの他観光地と比較しても、極めてリーズナブルな設定であることが確認できます。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 城ヶ島公園 入園料 | 無料(0円) | 300円〜600円(国公立庭園等) | 年中無休・入場料不要で県内屈指の開放感を誇る |
| 城ヶ島大橋 通行料金 | 無料(2020年4月完全無料化) | 旧料金:普通車150円(往復) | 料金所撤去によりノンストップ通行が可能に |
| 城ヶ島 駐車場 料金 | 普通車1日450円 (二輪100円 / 大型1,000円) | 1,000円〜2,000円/日(沿岸観光地) | ワンデーパス適用で島内移動が極めて経済的 |
| 城ヶ島 渡し船 料金 (三崎港〜城ヶ島「白秋」) | 大人片道500円 (小人250円) | 800円〜1,500円(遊覧船相場) | 約5分の船旅で風情と移動を兼ね備えた人気ルート |
データを見ても明らかなように、三浦半島から城ヶ島へのドライブにおいて、通行料や入園料といった基本入場コストは一切かかりません。実質的に必要なのは「駐車料金450円のみ」という、近隣の江の島や逗子・葉山エリアと比較しても圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。
【実態検証】車移動で絶対損しない「ワンデーパス」の仕組みと現場のリアル
自家用車やレンタカーで訪れる際に必ず押さえておきたいのが、「城ヶ島駐車場ワンデーパス」のシステムです。
城ヶ島内には、東側の県立城ケ島公園第1・第2駐車場をはじめ、西側の灯台商店街に近い西崎駐車場など、複数の公営・指定駐車場が存在します。このシステムでは、いずれかの対象駐車場で入庫時に普通車1回450円を支払うと、発行された駐車券(レシート)を提示することで、同日中なら島内の他の指定駐車場へ何度でも出入り・移動が可能になります。
現場取材やSNS上の口コミを検証すると、このワンデーパスの利便性を絶賛する声が多く見られます。
「島内は東西に約1.8kmあり、端から端まで歩くと往復で約40分から1時間ほどかかる。午前中は東側の公園で絶景を眺め、午後は車で西側の商店街近くの駐車場へ移動してマグロ丼を食べるという動き方が、追加料金なしでできるのが本当にありがたい」(都内から訪れた30代ファミリー)
なお、公園第2駐車場などの機械式精算機を利用する場合の減免手続きにも配慮がなされています。身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者(ミライロID画面提示を含む)は駐車料金が免除されます。機械式ゲートでは出庫時に精算機の受話器でコールセンターに連絡し、精算機付属のWEBカメラに手帳画面を提示することで遠隔認証・無料出庫が可能です。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|大橋の料金・営業時間・足元問題
ネット上の古い情報や先入観によって、観光客が現地で戸惑うケースがいくつか報告されています。トラブルを避けるために、3つの重要ポイントを押さえておく必要があります。
① 城ヶ島大橋の料金所はすでに存在しない
かつて城ヶ島大橋は有料道路であり、橋の手前で現金を支払う必要がありました。しかし、城ヶ島大橋の通行料金は2020年4月に完全無料化されており、現在は料金所施設も撤去されています。ETCカードの準備や小銭を用意する必要は全くありません。
② 城ヶ島公園の営業時間と定休日のトラップ
「島全体が入場無料なら24時間いつでも出入りできる」と思われがちですが、県立城ケ島公園の駐車場には明確な営業時間(開門時間)が定められています。
- 4月〜9月:8:00〜19:00
- 10月〜3月:8:00〜17:00
城ヶ島の営業時間と定休日に関して、公園自体に定休日はありませんが、夜間は駐車場ゲートが施錠されます。閉門時刻を過ぎると翌朝まで出庫できなくなるリスクがあるため、夕日鑑賞や星空撮影を計画している場合は退庫時間に細心の注意を払わなければなりません。
③ 観光気分を打ち砕く足元の危険性
城ヶ島南岸の遊歩道や海岸線は、舗装された歩道から一歩外れると剥き出しの海食台地が広がっています。ヒールや滑りやすいサンダルで訪れた観光客が転倒したり、波しぶきで足元を濡らしたりするケースが頻発しています。後述する名所・馬の背洞門へのアプローチには階段や起伏があるため、歩きやすいスニーカーの着用が絶対条件となります。
【モデルコース】所要時間2〜3時間で巡る絶景スポットと名物海鮮ランチ
城ヶ島を効率よく満喫するための、城ヶ島観光の所要時間は約2時間〜3時間が目安です。半日あれば、三浦半島を代表する絶景と食文化を余すところなく体験できます。
① 奇跡の海食洞「馬の背洞門」の雄大さを体感
城ヶ島観光のハイライトといえば、長い年月をかけて荒波と風雨が削り出した城ヶ島 馬の背洞門です。高さ約8m、横幅約3mの天然の岩穴越しに見える青い海と空は、世界的ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイドジャポン」でも寄り道すべき2つ星として高く評価されています。崩落の危険があるため洞門の上に乗ることは禁止されていますが、すぐ目の前まで歩いてアプローチでき、大自然のダイナミズムを間近で体感できます。
② 城ヶ島灯台と夕日のパノラマ
西側の高台に鎮座する城ヶ島灯台は、フランス人技師ヴェルニーの手によって1870年に初点灯した歴史を誇ります(現在の灯台は関東大震災後に再建)。周辺の遊歩道からは相模湾越しに富士山を一望でき、日没時には夕景の名所として多くのカメラマンで賑わいます。
③ 城ヶ島ランチのおすすめと磯遊び・釣り場ポイント
散策の合間に外せないのが、三崎港直送の鮮魚を味わうグルメです。城ヶ島ランチのおすすめは、西側の灯台商店街や漁港周辺に軒を連ねる食事処で提供される「三崎マグロの漬け丼」や「金目鯛の煮付け」、朝獲れの地魚刺身定食です。香ばしい磯焼きの煙が漂うレトロな通りで味わう海鮮は格別です。
また、島の外周に広がる灘ヶ崎や安房崎は、県内有数の城ヶ島 釣り場ポイントとしても知られています。黒鯛やメジナ、季節のアオリイカや青物を狙う釣り人が年中集まる一等地ですが、潮の満ち引きによる水没や高波への警戒が不可欠です。ライフジャケットの着用など安全対策を怠らないことが求められます。

【プロの結論】観光経済学と体験価値から見る「城ヶ島がおすすめな人・慎重になるべき人」
観光経済学の視点から城ヶ島を分析すると、この地域は「入場料で収益を上げるモデル」ではなく、「ワンデーパスによる低廉な駐車料金で滞在ハードルを下げ、島内の飲食・物販・アクティビティへ消費を循環させる地域マネジメント」を確立しています。訪問者にとっても初期コストが極めて低く、満足度を高めやすい構造です。
しかし、自然保護と観光開発のバランスの上に成り立っている場所だからこそ、訪問者の旅行スタイルによって向き・不向きがはっきりと分かれます。
城ヶ島訪問が向いている人:
- 入場料をかけず、圧倒的なパノラマ絶景や手つかずの自然海岸を味わいたい人
- 首都圏近郊で、愛犬と一緒に広い公園や芝生広場を散歩させたい人(ペット同伴の観光客が非常に多い)
- 三浦半島のドライブ途中に立ち寄り、新鮮な三崎マグロに舌鼓を打ちたい人
- 富士山や奇岩、夕日など、本格的な風景写真をじっくり撮影したい人
訪問にあたって慎重な検討が必要な人:
- 完全なバリアフリー環境を期待している人(公園の中心部は舗装されていますが、馬の背洞門や岩礁海岸へ降りるルートは急な階段や未舗装路が連続し、ベビーカーや車椅子でのアクセスは困難)
- 天候が荒れている日のレジャー(太平洋に突き出した孤島のため遮るものが一切なく、強風や高波の日は遊歩道が危険区域となります)
- 夜間のナイトスポットや歓楽街的な商業施設を求めている人(日没後は商店街の多くが営業を終了し、街灯も限られます)
【城ヶ島 入場料】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:城ヶ島に入る際、本当に入場料や通行料は一切取られないのですか?
A1:はい、完全無料です。島への立ち入り自体はもちろん、城ヶ島大橋の通行料(2020年無料化)や県立城ケ島公園の入園料も一切かかりません。かかる費用は自家用車の駐車代金(普通車1日450円)や飲食代などの実費のみです。
Q2:城ヶ島大橋の料金所で止められたり、ETCカードが必要になったりしますか?
A2:一切ありません。以前設置されていた有料道路の料金所は完全に撤去されており、一般道と同じようにノンストップで島内へ渡ることができます。
Q3:駐車場ワンデーパスはどこで購入し、どうやって使えばいいですか?
A3:島内の指定駐車場(公園第1・第2、西崎駐車場など)の入口ゲートまたは係員窓口で普通車料金(450円)を精算すると、利用券(領収レシート)が発行されます。その券を別の指定駐車場で出庫・入庫時に提示(機械式の場合は認証)することで、同日中なら何度でも移動できます。
Q4:三崎港から城ヶ島へ行く渡し船の料金と乗り場は?
A4:渡し船「白秋」は三崎港(うらり前)と城ヶ島(白秋碑前桟橋)を約5分で結んでいます。運賃は大人片道500円、小人250円です。車を三崎港に置いたまま情緒ある船旅で島へ渡るルートとして人気を集めています。
まとめ:無料の魅力を最大限に活かしてスマートな三浦半島トリップを
城ヶ島は、首都圏近郊にありながら「入場料無料」「橋の通行料無料」「駐車場は1日わずか450円のワンデーパス」という、極めて経済的で開放感に満ちた観光エリアです。ミシュラン2つ星に選ばれた雄大な馬の背洞門、夕暮れに染まる城ヶ島灯台、そして港町ならではの鮮度抜群のマグロ料理など、得られる体験価値は支払うコストを遥かに上回ります。
訪れる際は歩きやすい靴を用意し、公園駐車場の閉門時刻(季節により17:00または19:00)を事前に把握しておくことが快適な滞在の秘訣です。賢く計画を立て、三浦半島の最南端でしか味わえない大自然の息吹を存分に体感してください。 (出典: 城ヶ島 入場料(Yahoo!ニュース))